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まもなく不惑の女が惑いまくる様を記録する日記。

落ち込んだ時に買った本のこと

落ち込んだ時、悩んだ時、ストレスが溜まった時に、お金を使いたくなることがある。なんか、パーっとしたくなるんだろうね。

以前であれば化粧品だの服だのを買うことも多かったが、最近とんと物欲がなく、本に走ることが多い。特に、すぐヨシタケシンスケの絵本やエッセイを買う傾向がある。ヨシタケシンスケ好きです。「もうぬげない」でハマったが、「おしっこちょっぴりもれたろう」が本当に大好きすぎる。他にも何冊か持ってます。集めたい。落ち込んだ時に読み返すとなんだか元気が出ます。

 

今回の五月病では、五月病の症状への対処方法も知りたくて、珍しく自己啓発系の本を電子書籍で購入。

考え方として「なるほどな…」と思うところ、いくつかあり。例えば「生きる世界を自分の身の丈に合わせて小さくする」とか(ニュアンス説明すんの難しい)。私は色々と真面目に考えすぎてしまうというか、ちょっと思考が固くて杓子定規なところがあることは自覚していたんだけど、そのせいで自分の首を絞めていたところもあるのかも、ということに気づくことができたり。多少自分に甘いくらいの方が精神衛生を健康に保てるし、別にそのせいで誰に迷惑をかけるわけではないこと、得意なことを小さな世界の中で発揮できていればよいこと、「世の中は、あなたが思うよりも、もっと遥かにテキトー」という一文に、どこか救われたような気がした。

あとは、作者の、込み入った話を分かりやすく説得力を持たせて説明できる力もすごいな、と思ったり。

今年の目標の一つに「月に1冊は本を読む」というのがあったことを、今更ながら思い出したので、落ち込まなくたって何かしら読んでいきたいなと思う。