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まもなく不惑の女が惑いまくる様を記録する日記。

昨夜全然寝付けないわ、今朝首を寝違えるわ。

踏んだり蹴ったりである。

異動に向けた不安や緊張による一過性の不眠と思われる状況が続いていて、今朝、目が覚めて頭を持ち上げた瞬間「あ、やったわ」と感じた。

物理的にも精神的にも首が回らない一日を過ごし、無理矢理ねじ込んで予約をとった整骨院に行って、特殊な電気治療を受けたら割と痛みはおさまった。

首に湿布を貼られた状態で地下鉄に乗るのはやや恥ずかしかったけど、「誰も私のことなど気にしていない精神」で乗り切った。

明日、新しい部署に引き継ぎを受けに行くのだけど、湿布貼って行かなきゃなんないのかなぁ…それは流石に恥ずかしい。湿布の人というイメージがつくのは嫌だなぁ。

全然別の話。異動が決まってから、日頃あまり喋ったことのなかった同僚(私の所属先は非常に人が多い)と異動関係の話題で話す機会が急に増えた。そんな同僚から、今日、声を褒められた。私の声は声質的に通りやすく、声量もある方なので、うるさいと思っている人もいると思う。でも、褒められると、普通に嬉しい。自分の強みって、人から言われて初めて気づくことがある。朗読とか放送とか好きだったもんな。今更アナウンサーにはなれないけど。

全然別の話2。別の部署にいる同じ職種の先輩が、この春退職されるそうで、わざわざ今日挨拶に来てくれた。聞くと、海外に行ってアルバイトをしてみる、と言う。さらに、行ってみて仕事がなければ帰ってくる、とも言う。なんだそれ。アテがあるわけじゃないのか。もともと海外に行きたくて、思い立って、決めたのだそう。そんな人生ある?しかもこのコロナ禍で。格好良すぎる。言語が堪能なのか聞いたら「まあ何とかなると思って」みたいな返事だったから、他言語が話せるのかどうか怪しい。でも、行きたい、と思って、なんとかなるだろう、と決断し行動に移す、って本当にすごいし格好いい。型にはまらないのも憧れる。私もそんなふうに、やりたいと思ったことを思い切ってやってみたい。

まずは眠れるようになって、首が回るようになってからかな。そんなこと言って後回しにしちゃうから、毎日をこなすことでいっぱいになっちゃうのかな。