本はあればあるだけ良いと思っているタチです
今週のお題「本棚の中身」
私の親は、欲しいと言った本は全て買ってくれる人だった。本以外のものは、我慢させられたりクリスマスまで待たせられたりしていたが、本だけは、何冊になっても買ってくれた。
そんなわけで、今でも私は本は我慢せずに欲しいだけ買ってしまうところがある。夢は、壁一面を本棚にすることで、今は理想の高さの半分ではあるけれど、窓下のスペースを本棚で埋めている。
その本棚にあるのは、
- 小説
- 漫画
- DVD、Blu-ray
となっている。映像も本扱いである。なので欲しいと思うと大体買う。
私は、物に愛着が湧いて簡単には捨てられないたちで、見返すことはあんまり無いのに手放せなくて持っているものがほとんどだが、そんな私であっても時折読み返すものをいくつか紹介したい。
小野不由美の「十二国記シリーズ」。20年くらい前に存在を知ってどハマりし、今でも時々読み返す。なかなか続編が出ず、待って、待って、待っていたら、一昨年かな?ついに続編が刊行され、本屋でもプッシュされていて見たことがある人もいるかも。
ちょうど高校3年生くらいの頃、自分の性格だの今後だのに悩んでいた時期、十二国記シリーズと出会って、自他に真摯でいることや、やるべきことから逃げないことの大切さ、などなどを学んだ。歪んだ反抗期でねじ曲がってしまった根性に対し、一生懸命生きるのも悪くない、生きていれば何とかなる、腐らず自分にできることをやれ、と言われたような気がした。
中学生頃から?周りでも大人気だった「こどちゃ」こと「こどものおもちゃ」。大人になって読み返すと、「こんなにヘビーな素材を扱ってたんかい」と愕然とするが、あえてなのかギャグでヘビーさを上手に包み、シリアスとギャグの絶妙なバランスでもって展開されていくストーリーに、本当に夢中になって読んだし、多分、私の価値観や人生観にも大きな影響を与えてくれたと思う。主人公のサナちゃんのように明るく逞しくなりたい、と思ったなぁ。羽山のことが大好きだったなぁ。本自体はだいぶ古くなってしまったけど、一生捨てないと思います。
本じゃないけど。全力で歌って踊る脅威の謙虚男(褒めてる)。
いつか絶対に壁一面を本棚にして、好きな本や映像で壁を埋め尽くしたい。そのためには引っ越さなきゃな。いつ引っ越せるんだか。